私たちについて
主に知的障がいをもつスタッフが、作業チームごとにそれぞれの得意を生かして早稲田大学で働いています。オレンジのポロシャツが目印です。
屋外清掃
2007年設立時以降続けている業務であり、早稲田キャンパスの正門から銅像周辺まで、大隈会館周辺、STEP21ビル周辺の掃き掃除を行います。また、大隈庭園のゴミ回収を担当しています。気温の寒暖差や大学行事を最も身近に感じる業務です。
再生ペットボトル分別等処理
大学のSDGsの取組み「ボトルtoボトル」の業務として2020年9月より開始しました。作業量は時期により変動しますが、ほぼ誰でもが担当できる業務です。手順としては、キャップを外し中身を空ける→ラベルをカッターで切り、剥す→水ですすぐ→ネットに入れるです。
室内清掃
2009年4月から業務を開始し、2018年以降は戸山キャンパスの学生会館東棟2階～11階の共有部（トイレ・洗面、廊下・給湯）の清掃・消毒を担当しています。学生さんの落し物や設備の故障をインフォメーションに報告したり、危険なもの（釘・針等）は点検して回収する等、学生会館の環境を安全に、使いやすく保っています。
使用済み乾電池処理
早稲田・戸山キャンパスから回収された乾電池を分類し、絶縁処理を行っています。2017年11月から開始した業務で、作業頻度は年間およそ1週間×3回程度です。同じ単三サイズでも種別がかなりあり、小さかったり、腐食が進んで判別困難なものが多いため、難易度の高い業務です。安全性を確保するため、ゴム手袋とフェイスガードを着用して作業を続けています。
事務補助
事務補助は2012年以降の業務で、大学及び関連会社から各種資料の封入・発送作業を受託しています。毎年、大学やグループ会社から受注しています。受託業務が少ない期間は様々な研修を受けたり、基本動作の練習、室内清掃で使う雑巾縫いを行います。大学関係箇所への出張業務も行っています。
アカウンティングセンター伝票処理
アカウンティングセンターでの伝票処理は2019年以降の業務で、大学内の伝票処理、ファイリングを担当しています。経理等に関する証憑を数字ごとに並び替え、ファイリングする作業からスキャン、証憑の箱詰め等作業の幅が広がりました。
文書受付
2016年以降、学内に配達される郵便物や学内便の仕分業務を担当しています。大学内の箇所が約140の棚に分かれており、仕分後の2人体制での点検により正確な仕分を目指しています。書留類の重要な信書についてはバーコード処理や配達証作成を行い、照会・検索等に応じています。
その他（研修・イベント等）
研修
大学の特例子会社として、スタッフの教育には力を入れています。報告や連絡の仕方、体調管理をはじめ、多岐にわたるテーマで実践的な研修を行い、一人ひとりが安心して力を発揮できる環境づくりを大切にしています。
イベント等
社内行事として入社式、永年勤続表彰、親睦会としてボウリング大会、社外イベントとして秋頃に「家族連絡会」「支援機関連絡会」を隔年で開催しています。
早稲田大学ならではの取組み「ポラリス・学生交流公開講座」（早稲田大学人事部ダイバーシティ推進室主催）
2019年度よりポラリスで働く障がいのあるスタッフをゲストスピーカーとして授業に招聘する「交流授業」が開始されました。スタッフ各3名が自分の担当業務や仕事への取組みや生活の様子等を語り、学生からの質疑に応じる内容です。